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2008/4/6 日曜日

文学評論家の歴史

Filed under: 文学評論家 — colam @ 17:03:13

文芸評論は、おそらく文学の誕生と同時に始められました。
紀元前4世紀、アリストテレスは『詩学』で同時代の作品についての明瞭な評論を書いています。

近代の文芸評論は、18世紀イギリスにさかのぼる。
当初は美学理論の影響を受けた印象批評が中心でありました。
印象批評は現在に至るまで続けられています。

日本では明治時代に入って新しい文学の概念が生まれると共に、評論というジャンルが発生し、専門の文芸評論家が現れた。
坪内逍遥の近代小説論『小説神髄』です。
やがて森鴎外が浪漫主義の立場で創作と評論に活躍し、逍遥との間で没理想論争が起きます。
この後日本文学史上ではいくつかの有名な文学論争が戦わされることになります。

やがて20世紀初頭のロシア・フォルマリズム、1930 - 40年代のニュークリティシズムにより、作者の意図を読み取ることから離れ、テキストそのものを研究対象とする動きが生まれました。

1960年代以降、構造主義、ポスト構造主義などの影響で新しい文学理論が登場すると、文芸評論・文学研究の方法論や守備範囲は大きく広がり、より学際的な分野になりました。

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